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JO3GBDアマチュア無線局長のブログ。無線、UD、IT、家電、電子工作、IchigoJam、IchigoHAM、その他もろもろ。

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IchigoJamとアマチュア無線で「IchigoHam」ネタです。



子供用マイコンIchigoJamを使って、アイコムの無線機ID-31をCI-Vプロトコルで外部制御し、周波数などを(IchigoJamのビデオ出力から)テレビ画面に拡大表示をしてみました。

先ずは動画をご覧ください。



さらに、無線機へ外部から操作できるようにするとかして本格的にしたら、高齢者フレンドリーな用具として実用的になるかも知れませんね。
また、かねてから目標としていたモービル(車)のカーナビに拡大表示(関連記事)も実現できそうです。

IchigoJamで(しかも公開版=Ver.1.2.3=で、機械語も使わずに)、CI-Vのプロトコル制御がとりあえずできたので、更にいろいろな無線機の用途が試せそうです。IchigoJamとアマチュア無線で「IchigoHam」の世界ですね。

-・・・-
以下に備忘録を兼ねてメモします。
(まねをされる場合は自己責任でお願いします。また、ノイズや高周波回り込みの配慮はしていません。また、複数のCI-V接続は未対応です。)


・ID-31の設定:

CI-Vアドレスはモデル毎に異なるので確認。
ID-31は#84。プログラムの10行目で変数Dの値に。


ボーレートを4800に変更。
プログラム20行目のBPSと同一にする。


トランシーブは”ON”に設定。

・接続ケーブル:
参考記事
続:ID-51/31のCI-V取り出し用変換ケーブル
スピーカージャックの中点がCI-VのI/O信号。
外付けスピーカーが必要となる。
(今回はスピーカーマイクを接続した)

CP2102を使ったUSB CI-Vインターフェース
回路は上の記事と同じ。
ダイオード(1N4148)のカソードをTXDに、アノードをRXD接続、RXDからCI-VのI/O信号へ。
なお、ダイオードなし(TXDとRXDショート)でも一応は動作したが、CI-Vのパラ接の時は注意必要。

・プログラム:
IchigoJam BASIC 1.2.3 by jig.jp
OK
load0
Loaded 704byte
OK
list
5 'CI-V MONITOR
10 D=#84:'id-31
20 UART 0,1:BPS 4800:CLS:CLV:VIDEO 3
30 UART 1,0:LC 0,-1:PRINT CHR$(#FE);CHR$(#FE);CHR$(D);CHR$(#E0);CHR$(#03);CHR$(#FD);:UART 0,1:GOSUB 100
40 UART 1,0:LC 0,-1:PRINT CHR$(#FE);CHR$(#FE);CHR$(D);CHR$(#E0);CHR$(#04);CHR$(#FD);:UART 0,1:GOSUB 100
50 GOSUB 100
60 GOTO 40
100 I=0
110 A=INKEY():IF NOT A CONT
120 A=A&#FF:[I]=A:I=I+1:IF I>2 GOTO 140
130 IF A<>#FE GOTO 100
140 IF A<>#FD GOTO 110
150 IF [4]=0 OR [4]=3 GOTO 200
160 IF [4]=1 OR [4]=4 GOTO 300
200 LC 0,5
210 PRINT HEX$([9],1);HEX$([8],2);".";HEX$([7],2);"MHz"
220 RETURN
300 LC 0,3
310 IF [5]&#FF=5 AND [6]&#FF=1 PRINT "FM  "
320 IF [5]&#FF=5 AND [6]&#FF=2 PRINT "FM-N    "
330 IF [5]&#FF=#17 ? "DV  "
340 RETURN
OK

・その他:
プログラムはSAVE0をしておき、ボタンを押しながら電源ON(即ち、0番プログラムの自動実行)で起動させること。(起動後、すぐにUART受信をOFFにするため。)
そうしないと、無線機との電源投入順によっては、無線機からの信号をIchigoJamがキー入力として受け付けて暴走する場合がある。

追記:この暴走の解決策のアドバイスをいただきました。回路とプログラム変更で暴走防止対応ができました。こちらの IchigoJam用CI-Vインターフェースの改善を参照ください。


#自作室 #CI-V #電子工作 #アマチュア無線 #IchigoJam #IchigoHam
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本日発売のCQ ham radio 2018年10月号。その別冊付録「この秋HFを楽しもう!」の16ページに「カーナビ画面に無線機のディスプレイを表示!!」というタイトルで当局のモービルシャック写真と記事を掲載いただきました。


紙面の写真は白黒ですが、ここではカラー写真でご紹介します。





実はこれらの写真は5年前のこのブログ記事からの再掲なのですが、今現在もモービルシャックはそうしています。

さて、CQ誌別冊の記事にて、IC-7000の後継機IC-7100はビデオ出力端子が設けられていないのでこの方法は使えない との記述をしていますが、実はこのお話には続き物語がありまして・・・

-・・・-

もう6年ほど前のこと。
IC-7100の発売前のプレイベントにて、アイコムの方(かの有名なコンテスターお方です)に、「IC-7100ではビデオ出力端子が無くなっているので、こういったやり方が出来なるので困る」と、ちょっとクレームっぽく申し上げたところ、「そういうことをするためにCI-VがあるのだからCI-Vを使って何とかできるはずです。これからはそういう時代ですよ。」と一喝を受けました。

これか家電商品か何でメーカーとユーザーの会話ならとんでもない話だと思うのですが、アマチュア無線のメーカーとユーザーの関係ではちょと違います。

その時私は気分も悪くもせず、CI-Vとは何ぞやとの興味を持ちはじめ、その後にIchigoJamというマイコンに出会えて、6年を経た今では、CI-Vから周波数/モードをビデオ画面に拡大表示する回路とプログラムを考えるに至っています。

「アマチュアは、進歩的であること」

何もかもメーカーに頼るのではなく、自分で考えたり、作ったりし、また、メーカーはそう言うアマチュアを尊重して支援をしていく。
そんな関係がアマチュア無線の醍醐味だと思う今日この頃です。

失礼しました。偉そうな事を言ってすみません。

-・・・-


ともあれ「カーナビ画面に無線機のディスプレイを表示!!」、IchigoJamを使ってIC-7000以外の無線機も挑戦していきたいと思います。(まずは、ID-31で考えています。)
上手くできたら、ここで紹介していきますね。

#アマチュア無線 #CI-V #IchigoJam #IchigoHam
    



< ユニバーサル基板への組込み用に特化した2.3㎝角の小さなIchigoDake相当の基板の製作記事です 。>


動画を追加しました。

新基板は順調に確認できてきたので、とりあえず何かのアプリケーション(用途)にこの基板を組み込んでみようかと。

さてはて、何にしようかかと思案中に、IchigoJam開発者の福野さんが光る「イチゴ帽子」のプログラムをブログで公開されたのを知り、また、手元にWS2812BのLEDテープ(以前作った「光るカセット」の余り)があったので、早速、エモい光ものの製作にかかりました。

なお、参考にさせていただいた福野さんのブログ記事はこちらです。
WS2812B x IchigoJamでエモいウェアラブル「イチゴ帽子」プログラミング入門とマシン語

できました。


LEDテープが短かったので、スティックみたいになりましたが・・・


本題の、今回製作した組込み基板はこちらです。



58.5x32mmのユニバーサル基板の上に、今回の基板と単5サイズの電池ボックス2個を組み込みました。

裏面です。


実はこの58.5x32mmの基板はFRISKケースに収まるサイズのユニバーサル基板です。



・電源スイッチ:右側
・BTN-GNDのピンヘッダ:左奥
 ショートピン(写真では黄色)でショート、
 0番に保存しているプログラムを電源ON時に自動実行
(LOAD0+RUN=LRUN0)します。
・シリアル端子:左手前(3ピンソケット)
 TXD、RXD、GND。  
パソコン-シリアルにつないでプログラム更新ができるようにしています。
・WS2812Bテープ端子:手前(3ピンソケット)
 VCC-OUT1-GND。
 WS2812Bのテープに接続します。


電源スイッチをONするだけで、いろんなパターンで光ります。
動画でご覧ください。


- その7へ続く -

#IchogoJam #IchigoHam #自作室 #電子工作
    



< ユニバーサル基板への組込み用に特化した2.3㎝角の小さなIchigoDake相当の基板の製作記事です 。>


IchigoIgaiをヤドカリする変換基板を作ったので、次は、いよいよプログラムの開発環境です。


IchigoDakeに定位置をゆずってもらってヤドカリしてIchigoIgaiに接続します。


上と同じ写真をズームアウトしたのが下の写真です。


全体像はこうなっています。
(100円ショップのA4ファイルケースを活用しています。興味のある方はこちらの記事をご覧ください。)

キー入力、表示、ブザーともちゃんと動作し、I2Cと外付けメモリーもOKでした。




早速、プログラムを書き込んでSAVE0しました。
(どんなプログラムを書き込んだのかについては次の記事で)

なお、これとは別の開発環境として、ファームの書き込み後のLチカした時のパソコンとシリアル接続でTera Tarmも便利です。

- その6へ続く -

#IchogoJam #IchigoHam #自作室 #電子工作
    



< ユニバーサル基板への組込み用に特化した2.3㎝角の小さなIchigoDake相当の基板の製作記事です 。>


Lチカに成功したので、次はキーボードとモニタの接続をしてみます、とは言っても、この基板には接続端子がありませんので、横着をしてIchigoIgaiを介して(ヤドカリをして)つなぐごとに。

で、そのための変換基板(下駄基板)を作りました。

本来IchigoDakeが居る場所を譲ってもらって、IchigoIgaiに挿入してこんな感じになりました。


キーボード、ビデオモニター、ブザーとも問題なく動作しました。

真ん中が変換(下駄)基板です。(左がご本家のIchigoDake、右が今回の組込み用基板)


裏側の配線です。



変換基板に使った主な部品:
ユニバーサル基板 3.3cm角・12x12孔
USBプラグ基板(2個) USB Aオスを模した基板、
aitendoで購入
http://www.aitendo.com/product/12513
ピンヘッダ 12ピンストレート
USBプラグ基板用
内4ピンはカットして使用
ピンヘッダ 12ピンストレート
基板接続用
(両側の各2ピンはガイドとして使用)
ピンソケット 8ピンL型
基板接続用
(基板側にピンヘッダ時に使用)


ところで、今回はとりあえず、基板のスルーホールとピンヘッダをコネクタ代わりにこんな接続をしましたが、これは電子工作的には反則ですね。


今は大丈夫でも、繰り返し使ううちに接触不良になります。
真似をされる場合は自己責任でお願いします。(これに限った話ではありませんが)


- その5へ続く -

#IchogoJam #IchigoHam #自作室 #電子工作
    



< ユニバーサル基板への組込み用に特化した2.3㎝角の小さなIchigoDake相当の基板の製作記事です 。>



部品実装の次はファームウェアの書き込みをします。
パソコンのUSB延長ケーブルに基板をケーブル接続したUSB-シリアル変換器をつないで、


このときISP端子はGNDに落としています。

Flash Magicでファームの書き込み、


ファームウェアの書き込み完了!

次に、ISP端子を開放して 今度はTera TarmでCOMポートからIchigoJamを駆動。


ほっ! この画面が出たので一安心。

そして、ここでお決まりのLチカを、
(※Lチカ:LEDをチカチカ光らせるテストプログラムのこと)


Lチカ成功!

今のところ順調です。

- その4へ続く -


#IchogoJam #IchigoHam #自作室 #電子工作
    



< ユニバーサル基板への組込み用に特化した2.3㎝角の小さなIchigoDake相当の基板の製作記事です 。>


基板の到着にひき続き、早速、部品を実装しました。


チップ部品など小さな表面実装部品を、がんばって手半田付しました。

部品リスト:
部品番号 名称 型番 備考
IC1 CPU LPC1114FDH28
XT1

水晶発振子
(クリスタル)

12MHz
R1 チップ抵抗 470Ω 1608サイズ
R2 チップ抵抗 100Ω 1608サイズ
C2 チップコンデンサ 1μF 1608サイズ
C3 チップコンデンサ 15pF 1608サイズ
R3 チップ抵抗 1MΩ 1608サイズ
LED1 チップLED 赤色LED 1608サイズ
R4 チップ抵抗 330Ω 1608サイズ
C4 チップコンデンサ 15pF 1608サイズ
C1 チップコンデンサ 予備(裏面) 1608サイズ


- その3へ続く -


#IchogoJam #IchigoHam #自作室 #電子工作
    



< ユニバーサル基板への組込み用に特化した2.3㎝角の小さなIchigoDake相当の基板の製作記事です 。>

先日、Fusionに出図(その時の記事)してから、待つことしばし、ようやく基板が届きました。


今回は、工場で製作ミスがあったりとか、台風21号の関空絡みの影響で中国からのクーリエ(DHL)がセントレア経由となり、更に通関が混んでいたりとかで、出図から到着まで3週間かかりました。

出来栄えの第一印象は、基板の赤色がイメージしていたよりも鮮やかな赤色だとか、無理して押し込んだシルク印刷が小さすぎて読めない部分があるとか、次版への課題は多々ありますが・・・

それはともかく、この基板、問題なく部品実装が出来てちゃんと動作するやらどうやら?

ここで順次ご報告していきますね。


下の実装イメージはKiCadの3Dビューアーで作ったものです。(前回の記事に掲載したイメージと同じ)



- その2へ続く -


#IchogoJam #IchigoHam #自作室 #電子工作
    



アイコムの無線機の外部制御する端子(リモートジャック)と、パソコンのUSBをつなぐインターフェース回路と構成を備忘として記しておきます。

なお、USB-シリアル変換器はAitendoで購入したUSB-UART変換モジュール [U2U-CP2102-5P] を使用し、無線機はID-51+で動作確認をしています。

回路図


自作したインターフェース基板




結線の様子

左から:
パソコンの
USB端子へ
(USB延長ケーブル)
USB-UART
変換モジュール
U2U-CP2102-5P
インタフェース
回路
無線機の
リモート端子へ
(3.5mmΦプラグ付
ケーブル)

なお、高周波の回り込みやノイズ対策などの配慮はしておりません。
参考にされる場合は自己責任でお願いします。

関連する記事のリンクを下記します。併せてご参照ください。
【備忘録】CP2102 USBシリアルドライバーのインストール
ID-51/31のCI-V取り出し用変換ケーブル
続:ID-51/31のCI-V取り出し用変換ケーブル
【備忘録】CI-V接続のHAMLOG設定

#自作室 #CI-V #電子工作 #アマチュア無線
    



いつもお世話になっている電子工作の大先輩からOrangePicoを譲り受けました。


Dual CPUのUSB制御もできるType D互換です。

ORANGE picoのことは、まだよくわかっていないのですが、搭載されているORANGE BASICが、数値の範囲(32ビットの整数、単精度実数)や文字列処理に秀でていて、また、USBも使えたりするので、IchigoJamとは違った分野で試せそうです。

IchigoJamでとことん組んでみて、もし、もの足らなかったらOrangePico に移植する手もあるかと考えています。共にBASICなので移植性も良いですし。

用途的には、漠然とですが、無線ネタで、各種のキーヤーやメッセージキーヤーとか、CI-Vを使った無線機の外部制御(リモコン)とか。

IchigoJamと同じくORANGE picoも 昔懐かしのBASIC言語ですので、馴染もあります。

このORANGE picoも加わって、電子工作のバリエーションが増えそうです。

#自作室
    





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