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先日、TR-2200の思い出のお話を書きまししたが、懐かしのTR-2200と再会したくなってしまって、とうとう実機を入手してしまいました。
写真を紹介します。

懐かしい顔です。当局のはちょっと崩れていましたけど・・・

中を開けると、懐かしいトリオのチャンネルプランの説明と水晶が・・・
「おじさんが子供の頃はね、チャンネルって限られていて、お小遣いをためては水晶を買って、こうやって付け足していたんだよ。」 と説明をはじめてしまいそうです。
「チャンネルの決め方もね、メーカーさんのあいだでね・・・ 」これは講釈になってしまいますね。
私には懐かしい風景です。あの地方が変調回路で一旦更地にしたな とか、ファイナルも飛ばして石は確か2SC-730でそれをも交換したけどシリコングリスを忘れて とか いろいろと思い出します。
当時の抵抗(1/4W)って、今よりも大きかったんですね。(いや、今のが小さくなったんです。)

ここで、ひとつ確認をしなければなりません。

実は、5年前のCQ誌(2007年12月号)でハンディー機DJ-S42のユーザーレポートをさせていただき、その時にこんなことを書きました。

「先ず驚いたのはその箱の小ささです。私の最初のリグだったTR-2200はこの箱のサイズだったかなと思い出したり・・・」

5年前のあの時もTR-2200を思い出していたんですね。それはともかくとして、DJ-S42の個装箱とTR-2200を比べたわけでもなく書いたので、遅ればせながら検証をしますと、

やはりぴったしのサイズでした。

本体同士は、今昔の1ワットハンディー機の比較にもなりますね(144MHzと430MHzの違いはおいといて)。1970年代と2000年代ですから親子ほどの歳の差です。

それがどうしたと言われそうですが、ただただ懐かしいということで、お許しを。

なお、元記事の「TR-2200の思い出」はこちら、CQ誌2007年12月号のハンディー機DJ-S42ユーザーレポートの裏記事はこちらです。
【針金と卵碍子の吾が青春】
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今朝のニュース番組でも取り上げられていましたが秋葉原ラジオストアーが64年の幕を閉じるそうです。ラジヲ少年の末席を濁した当局には時代の流れに感慨深さを感る出来事です。電話級の国試の後に立ち寄ったのを覚えていますから、あれからもう41年経つのかとも。

奇しくもそんな折に、当局にはピンポイントで懐かしいTR-2200の記事hamlife.jpに出ていました。同じく41年前に出会った最初の無線機です。写真を見たら当時の記憶がいろいろと蘇ってきました。実は、中学~大学の時代にこのリグをいじり倒していたのです。

思えばTR-2200とは奇遇な出会いでした。

電話級に合格して開局すること。リグは中学生の私に高価なおねだりで選定には熟考に熟考を重ねていました。とりあえず何かリグが欲しいな と軽い気持ちでローカルのOMさん(あの牛乳箱にQSLカードのOMさんです)に言ったら、ちょうどいいのがあるよ ってことで超格安で譲り受けたのがTR-2200でした。

当時はただ嬉しくてなんとも思いませんでしたが、今になって思うとそのTR-2200は訳アリ品だったんですね。まず、ロッドアンテナは純正ではなく短くしても収まりきりません。マイクコネクタは壊れていて直付けでした。おまけに変調が浅くてモービル局との交信では無変調と言われたりも。でも、それがVY FBでして・・・

変調の問題は、交信で出会ったOMさんから自然発生的にご指導を仰ぐことになりました。ご自宅に呼ばれて部材も頂きました。マイクはモービル用のハンドマイクに、マイクコネクタはそれに合わせてアイコムタイプの3PINに、ディスクリートのマイクアンプのトランジスタをhfeが高いのに変えたり定数を変更したりとかも。変調はまだ物足りないレベルでしたが見事に改善されました。
その過程で必要な部品が次々と出てくるOMさんのジャンク箱には驚いたものです。ちなみにそのジャンク箱はブリキのお菓子の空き缶でしたね。
変調回路は最終的には(後継のTR-2200Gに習って)東芝のICの回路をカメ基板で入れ込みました。

ロッドアンテナは取り外し、パネルの穴をリーマとやすりで広げてMコネクタに。更にMPのピンを引き出すとロッドが伸びるて1/4ラムダのホイップになるという意味のない愚考を実現したりとか。

チャンネルは元々全6チャンネルでしたので12チャンネルに改造をと。でも、変調回路と場所が競合し、スペース確保のため回路を詰めて基板のは鋸で切るは、やすりで削るはで、わやくちゃになりました。最後はケースを赤いケースに入れ替えて原型がなくなり、あたかも自作トランシーバーの様相に。

そんなこんなで、当局のTR-2200をいじり倒しは中学3年の頃から始まり、チャンネルプランの改定で帯域変更の改造と水晶の入れ替えをせねばの頃まで続きました。結局、帯域改造はせずじまいの状態でJA5の局長さんにお譲りしました。

という訳で、訳アリのTR-2200との出会いが、幼き日の私に改造・改良の必要を与えてくれて、それを思う存分に楽しませてくれました。もし綺麗で何も問題がない無線機だったなら、そんな経験はできなかったように思いますし、今の私の愚作癖もつかなかったかも知れませんね。

翻って、機器の改造なんてままならない今の時代に、自作マインド継承するにはどうしたら良いのか。今朝のニュース2件でますますそんなことを思った次第です。とりあえず当局は愚作は続けることかな。Hi!


【針金と卵碍子の吾が青春】
    



今日、日本橋に立ち寄りました。そこで...

発見! 電子部品の自動販売機



深夜に部品が切れても安心。



抵抗が24時間いつでも買える・・・


こういうのがあるって、いつぞや小耳にはさんでいましたが・・・ほんとうにあるのですね。

どんな方が買いに来るのか 興味が湧きます。もし、これが35年前にあれば、私もお世話になっていた かも。



さて、今日のお目当てのパーツ(自販機にはありませんでした Hi!)はいつものようにデジットで買いました。



これです。

昔で言うとST23、それの互換品が二つです。 もし、うまく出来たら自作室にアップします。何を作るのかはその時に。  



デジットのお勘定のとき、ガラスカウンター上に見慣れぬモノが...?
ポリバリコンだけど裏が基板になっていてなにやら水晶とCOBが...?? 
「DSPラジオモジュール」???
店員さんがすかさず回路図を持って来られて丁寧に教えてくれました。

私なりの解釈では、
・ 技術的には、SDRの仕組みをトコトンAM/FMラジオに特化していったハイブリッドICモジュールっていう感じ
・ ノリ的には、昔あったゲルマラジオの現在版っていう感じ
ってところでしょうか?

このDSPラジオモジュールの写真、回路図、説明はデジットさんのブログにあります。

私の世代はゲルマラジオからラジヲ少年になり(そしてラジヲ老年?になり)ました。これからのラジオ少年に、そのきっかけになるモノとして、「DSPラジオモジュール」に期待したいと思います。
ラジオ少年が増えるといいですね。

    





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