先日、出図した「組み込み用IchigoJam基板の第三弾」が到着しました。
部品の実装、ファーム書き込み、各機能の確認を一通り終え(詳細は→
組み込み用IchigoJam基板を確認中!(1) (2) (3) をご参照く)ましたので、あらためまして、この基板についてご紹介をします。
・組み込み用IchigoJam基板(第3弾)とは
□ IchigoJamを何か用途のモノに組み込むときに便利な基板です。
□ 基本的にはIchigoJamと同じ回路構成です。
□ 基板実装は手半田付けを前提にしています。
□ 外周パッドは2.54mmピッチで、ユニバーサル基板の上にも基板ごと実装ができます。
□ 三端子レギュレーター(IC2)を実装しなければ3.3Vで駆動可能です。(VCC端子より給電)
・表面写真と端子配列
端子名を印刷した紙の上に基板を置いて撮影しています。
部品実装はすべて手半田付けしました。
LED(手前の中央のチップ)も搭載しています。
・裏面写真
裏面には3端子レキュレータICとコンデンサが4つ。
表裏で基本的にはIchigoJamと同等の回路を実装。
白色の帯はメモ書きスペースのつもり。
・サイズ比較
2.3㎝角の大きさです。
切手サイズとは言えませんが、ペットボトルキャップサイズならば?・・・
・質量
たったの2gです。(手持ちの秤を使って量りました。)
・結線例(動作確認時の結線)
右側はビデオ(RCAメス)、電源(USB Aオス)、キーボード(USB Aメス)を接続。
ブザーはリード付を使いました。
基板を拡大します
右上のケーブル:キーボード、ビデオ、5V電源へ
右下の白いソケット:I2C(IchigoJamのCN5相当)
左上のタクトスイッチ:ボタン
その下の2ピンヘッダー:BTN-GNDショートジャンパー
左下の3ピンソケット:シリアル接続用(RXD、TXD、GND)
・部品配置図
上側の表面図でのBTN GNDの手前の四角いパッドを半田ブリッジでショートすると自動起動ができます。( 電源投入でLRUN0を自動実行させれます。)
IchigoJamでプログラミングして、動作確認・完成をしてから、この基板に書き込んでなにかに組み込んでも良いかも知れません。
さて、なにに使いましょうか?
#IchigoJam
#IchigoHam #自作室
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