CQ誌11月号、特集は「秋のDXシーズン到来! サイクル24で楽しむHF通信」です。
ん~ 確かにコンディションが上がってきたけど、当局の本格的(?)アパマンベランダアンテナではイマひとつ”シーズン到来!”とまでの実感が湧きませんね。
もし、アンテナが表紙のVersa Beamだったら話しは別なんでしょうけども・・・ Hi!
特集の中で、JT65について記事(P50~)がありました。とてもわかりやすいです。JT65に興味のある方は是非参考にされればと思います。この記事の中のインターフェースと
当局のものとはよく似ていますね。
-・・・-
さて、今月号の付録はアマチュア無線機カタログです。
ぱらぱらと見ていて、なんか・・・ 「直観的」・・・ が目に留まってしまいまして・・・ これってトレンドワードなのでしょうか?
(探せばもっとあるのかも?)
最近のリグは「直観的」ではない!? ん~ 納得する感もありますね。
昔昔、当局が開局した1970年代のリグでは、周波数を読むのですら決して「直観的」ではありませんでした。 周波数を読むのでも目盛の読みから頭の中でちょっとした計算が必要で、さらにバンドによってダイヤルが右回し/左回しとかで・・・
↓当時のリグ(FT-200S)の説明書です↓
それでも↑に「直読」と記載されていますね。これは、バーニアダイヤルの目盛値を別紙の校正表とかで読み替えて読んでいたのが「(別の紙なしでも)直ぐに読める」ので「直読」なんだ、と当時の私は素直に理解していたと思います。 Hi!
そのころに比べたら今の無線機はずいぶん「直観的」に進化しました。デジタルのおかげですね。 でも、進化の中で別に意味で「直読」が出来なくなって・・・
・機能が増えて、
・つまみやスイッチの数が増えて、
・ひとつの操作に二重三重の意味付けがなされて、
・説明書やメニュー表がないと操作が出来なくなって、(昔の別紙がないとにさも似たり)
・それが無くても直読?できるように画面にメニューを表示したり、
・スイッチやつまみを増やして直観的に機能にあてがったり、
・・・
という流れではないでしょうか?
それでこれからのトレンドは?
機能を絞る、或いは、機能は多くあっても操作をしたい機能を絞って直観的に操作できる、という流れになるのやもしれませんね。
そんな中で、別冊表紙の手前の2機種に注目。
これらの無線機は周波数の「直読」は難がありますが操作は「直観的」にできるフォーマットですね。
ひょっとしたら、こういった無線機に新しさを感じる世代とその時代が来るのかも知れませんね。
(話が廻り回ってしまいました。長文にお付き合い頂きましてありがとうございました!)
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