イマドキのPCのオーディオ入出力はコンボジャック(マイクロフォンとスピーカー/イヤフォンが一体のジャック)になっていますね。そして、そう、iPhoneも ですね。(写真右)
我々パソコンと無線機を接続したりする人種(?)にとっては、以前のようにIn(録音端子)とOut(再生端子)のジャックが別々にあるほう(写真左)が何かと都合が良いのですが・・・とかといっても、世の中の流れには逆らえません。
先日の
JT65のインターフェースではとりあえずでしのぎましたが、こんどはEchoLinkをiPhoneにインストールしてヘッドセットを使おうとしたら赤と緑のミニプラグが厄介なことに。
そこで、この際、3.5㎜4極のコンボジャックをトラディショナルなIn/Out の2つの3.5㎜のミニジャックに分割する変換アダプタを作りましたのでご紹介します。こんな感じです。
ひとつのアダプタでPCにもiPhoneにも使えています。
さて、ここからは工作編です。
材料はこれにしました。100円ショップのお買いものが2点です。
すみませんが、工作の前に一言ございまして・・・ 実は、パーツ屋さんで4極ミニプラグ(下の写真の黒いプラグ二つ)を入手していてそれを使おうとしたのですが、根元の側(がわ)が大きくて、私のiPhoneのジャケットと干渉してしまいました。また、ハンダ付けの難易度が結構高くて、老眼に鞭を打っても届きそうになくて・・・
それで、100円ショップのスマホ用イヤフォンマイクのプラグ(上の写真の白いプラグ)を流用し、そして、ジャックも同じく100円ショップのイヤフォン分配器を利用することにした次第です。 では、工作編を・・・
さあ、これから100円ショップの二品を足して二で割りますよ。 Hi!
先ず、イヤフォン分配器のネジを外して、開けて、
はんだ付けをすべて外して、プラグ側を分離して、
プラグ側のケーブルをブッシングの根元で切って、反対側から線を引き抜いて、
ドリルの刃を手まわししてブッシングの孔を広げて、
スマホ用イヤフォンマイクのケーブルをプラグから20cm位のところで切って、
4Pinプラグのケーブルをブッシングに通して軽くひと巻きし、先から1cm位のところで被覆を剥いて、仕分けて、
4本の線の先を予備ハンダをしてから、ジャックにハンダ付けをして、ケースに組み込んで、
ケースをネジ締めし、目印の色テープを貼って完成!
結線図ではこうなります。
ケースの中は少し余裕があるので、アッテネータ用の抵抗や、ノイズ除去のコンデンサも必要に応じて付られますね。
それと、あくまでも通信用途が目的のアダプタですので、ステレオ出力やステレオヘッドフォンには対応していません。
なお、参考にされる場合は、下にも書いていますが、ご自身の判断と自己責任でお願いします。
【100円グッズ】【自作室】
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