IchigoJamを2台使って、キーボードへ打った文字がモールス信号で赤外線で送信され、受信側で受信したモールス信号を解析した文字がモニターに表示される・・・といった
赤外線モールス通信機(
デジットさんからパーツセットとして発売中)を試してみました。
この「赤外線モールス通信機」セット、実は
3年前に購入してそのままだったのですが、今回、IchigoJamのファームウェアを最新の
V1.3.1にバージョンアップしたのを機に、新バージョンでの動作検証を兼ねて試したものです。
動画をご覧ください。
というわけで、IchigoJam V1.3.1でも「赤外線モールス通信機」が動作しました。
今回は、安定動作第一にと
デジットさんの資料の対策プログラム(動作安定対策にビープ音を高く、符号スピードを遅くしている。IchigoJam V.1.2.2までで動作検証済。)と回路の対策を全て施して実験をしましたが、処理の高速化がされたV.1.3.1を前提に、プログラミングをしなおして、モールス通信スピードの向上やいろんな機能追加をして、この「赤外線モールス通信機」がより実用的で魅力的なものに改善ができたらいいな、と考えています。
IchigoHam = IchigoJam x Ham Radio。典型的なIchigoHamネタですね。
ー・・・ー
特記事項と写真:
・使用したパーツセット:
IchigoJam電子工作パーツセット 赤外線モールス信号機 送受セットMORSE-jamP(
デジット)
・修正版の説明書:
デジットさんのブログの
IchigoJam「赤外線モールス通信機」の通信改善についてで、
修正版の説明書が公開されていたので印刷して参照。
・回路:
パーツセットに同梱の
説明書の通りにブレッドボードで組み立て。
但し、修正説明書の
受信部 回路図(修正版)に従って受信部のR4は10KΩに変更。
・プログラム:
修正版説明書の
上級プログラム(修正版)を入力。
なお、受信側プログラムの170行の「K=1」は「J=1」に修正。←説明書の誤植??。
(この修正をしなくても動作は大丈夫ですが、受信側が起動時に”ERR”表示になることがありました。)
パーツセットの中味
別途用意したもの
IchigoJam2台、ブザー(IchigoJamに付属のもの)、
10KΩの抵抗、
修正説明書
ちょっと迷った送信側の2つのLEDの区別
(左の大きい方が赤外線LED、右の小さい方が白色LED)
送信部側
受信部側
送信部の赤外線LEDと受信部のフォトトランジスタはL字に曲げて向い合せ
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