先日参加したQSOパーティーで、IC-7000Mのリモコンハンドマイク(HM-151)が不調になりました。ハンドマイクのPTTボタンを押して(送信しているつもりで)話していたら、相手局から「あれっ、どうされました?」指摘されてびっくり。急遽、モービルマイクに切り替えてその場をしのいだ次第です。
ハンドマイクのPTTをかなり強く押したら送信をすることがあったので、タクトスイッチの不良かと。数年前に
こちらの記事(HM-151修理)を拝見したことがあったので、そういう不良もあることは知っていました。
そして、その記事で紹介されている縦型のタクトスイッチが(この時を待ってましたとばかりに)私のパーツボックスの中に鎮座されていました。
実は、その記事を見た後、秋月電子通商へ寄った際に、そのスイッチを見つけ(いずれ要ることになるやもと)購入していたのです。
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スナップインタイプタクトスイッチ[SKHHLPA010]
前置きが長くなりました。ともあれ、作業の開始です。
HM-151をケースのビス(2本)と基板固定のビス(3本)外して分解。
基板に実装されてスイッチが半田付不良になっていないことを目視で確認してから、スイッチを取り外しました。
この、基板から縦型タクトスイッチの取り外しと4つのスルーホール半田清掃は、難易度が高い作業で、正直苦戦をしました。
新しいタクトスイッチを基板にスナップインして半田付けをし、マイクを再組み立て。
動作確認もOKで、補修は無事完了しました。
なお、交換に使ったスイッチは、メーカーの純正部品と異なるかも知れませんし、メーカー保証外の補修ですので、もし、この記事を参考される場合は、ご自身の判断と自己責任でお願いします。(ブログの下にも書いていますが念のため。)
#自作室
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