IchigoJam x アマチュア無線の「Ichigo
Ham」ネタの記事です。
前回の
IchigoJamを使ってID-31の周波数をテレビの画面に拡大表示してみた で、IchigoJamと無線機(ICOM社のCI-V)のインターフェースを試み、とりあえず連携は成功をしましたが、一部課題が残っていました。
IchigoJamがインターフェース回路(TXDとRXDがループ)の信号をキーコマンドと認識し、最悪暴走をしてしまう問題がありました。これを回避するためには、プログラムを一旦SAVE0して自動実行(ボタン+電源ON)で起動する必要がありましたが、これではいろいろなプログララムを試すには面倒でした。
そんな折、嬉しいことにインターフェース回路の解決策のアドバイスをTwitterメッセージでいただきました。OUT6(起動/リセット後は0=LOWになる)を利用してRXDをマスクして、UART初期化後にOUT6を1=Highにするというものです。
なるほど。流石です。ありがとうございました。
頂いたアドバイスを基にIchigoJamとICOM CI-Vのインターフェース回路の改善実験をしました。 その結果、
回路図はこうなります。
注1)RXD端子のプルアップを忘れていました。この回路でも動作はしていますが・・・)
プログラムは
前回のプログラムに、第25行の”OUT 6,1”の一行を追加するだけです。
・・・
20 UART 0,1:BPS 4800:CLS:CLV:VIDEO 3
25 OUT 6,1
30 UART 1,0:LC 0,-1:PRINT CHR$(#FE);CHR$(#FE);CHR$(D);CHR$(#E0);CHR$(#03);CHR$(#FD);:UART 0,1:GOSUB 100
・・・
これで、いちいち自動実行をしなくても、普段通りにIchigoJamの電源投入しプログラムして「RUN」で問題なくできるようになりました!!
このインフェースの改善でプログラミングが数段やりやすくなりました。周波数のテレビ表示に加えていろんな無線機/IchigoJamの連携を試してみたいと思います。
前回の
記事と
動画も併せてご覧ください。
⇒
IchigoJamを使ってID-31の周波数をテレビの画面に拡大表示してみた
#自作室 #CI-V #電子工作 #アマチュア無線 #IchigoJam
#IchigoHam
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