お恥ずかしながら失敗談です。
IC-7100Mを購入して増設申請しました(
その時の記事)が、実は、その際にデジタルの付属装置(パソコンをつないでJT-65など)の追加も併せて申請をしていました。
ちなみに、固定局の方は5年前に付属装置を追加に結構苦労をした(
5年前のその時の記事)のですが、今では保証認定も不要となり、申請も簡素化されたとのことですのでこの機会に移動局でもデジタルをと。
ところが、ところが・・・一週間も経たないうちに総通からの分厚い封筒が郵便受けに。
申請不備で総通から申請書類が返送されてきたのです。
要は、保証認定なしでOKに簡素化されたのは、既設の送信機へ付属装置を
「追加」する場合であって、今回のような無線機の増設と付属装置の追加を同時にする場合は、従来通りの保証認定の手続きが要るということです。
確かに、
総通の通達のタイトルも「
JT65等運用のための適合表示無線設備への付属装置追加手続の簡素化」なっていましたし、 関東総通が公開されている「
申請書提出前のチェックシート」にも「 技術基準適合証明機器の増設と同時に付属装置の変更を行っていませんか。」とちゃんと書いてありました。
なので、今回の申請は私のミスでしてまったくもってお恥ずかしいお話です。
それと、送信機への入力が「データ信号」の場合は保証認定が必要 のくだりは、私が書かなくても良い要らんことを系統図に書いたからのようです。(下の写真の赤丸部分)
IC-7000MにはUSB接続はないが、IC-7100MにUSB接続があるので、わざわざ律儀にIC-7100MにUSBの接続を図示してしまったのがよくなかったようです。そもそも、物理的にはUSBで接続ですが、送信系統的にはUSBオーディオのやり取り(CODEC)ですし、
総務省の通達で言う「マイク端子相当のUSB等の端子」なので、特に「USB」と記す必要もなかったのです。「USB」と書いてしまうと音声以外のデーター信号のやり取りを行うと解釈できてしまうので。
それでも、どうしてもUSBと書きたい場合は、USB入力「音声扱い」ときっちり書きなさいとのご指導でした。
近畿総通さん、ご丁寧な説明ありがとうございました。そして、お手数をおかけしました。
で、これから、仕切り直しでIC-7100Mの増設申請(のみ)を申請します。増設だけなので電子申請にしようかと思案中です。(追記:電子申請完了しました。)
お粗末なお話にお付き合いいただきありがとうございました。お恥ずかしながら、もしやご参考にしていただける方がおられればと思いつつ。
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