ハムフェア2016のもうひとつの目玉は、JVCケンウッドのD-STAR/APRS対応ハンディー機TH-D74です。
商品説明に聞き入りました。
(いつも思うのですがこういうイベントのプロのナレーターってすごいですね。専門用語ですらすらと上手にお話をされます。)
ケンウッドからDSTAR機とは時代も変わった?ようにも思えますが、よく考えるとD-STARはJARLの規格ですし、以前にもモービル機ですがKenwoodのD-STAR対応トランシーバー(
TMW-706)もありましたし。
実働展示がされていました。意外と軽くて手にフィットします。フラットキーのタッチもFBでした。
このTH-D74は、D-STARやAPRSばかりに目が行ってしまいがちですが、ワイド受信機能もが充実しているのでSSB(A3J)やCW(A1)も受信ができるんですね。
であれば、144/430MHzでA1の送信もできたらと思ってしまうのは当局だけでしょうか?
ファーム対応でもA1送信の機能追加が(技適はともかくとしまして)できそうな気もします。なら、モールス解読機能追加できないか? いっそのことオープンソースにしてしまい、ソフト系のハムにファームを自由に触ってもらったらどうなるか? そういう考え方がアマチュア無線の活性化につながらないか?・・・
そんなふうに、当局一流の妄想を掻き立ててくれる斬新な新製品のTH-D74でした。
【ハムフェア参加記2016】
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(その2) IC-7610の横に隠れた新製品?AH-740 へ
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(その3)ケンウッドからD-STARハンディーを見て妄想中 へ
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(その4) ZKB59 へ
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(その5:完) へ
参考記事:
2014年 ハムフェアに行きました! (2014年8月23日の記事)
【ハムフェア】
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