「さて、デジタルとアナログについては考えさせられることがたくさんあります。それについてはまた別の機会に。 ・・・ 」
と、
前回の手帳の話題をしめましたが、いつものようにここから話しが飛びます。
手帳・デジタル・アナログというキーワードから、かつてのDTMFの電子電話帳を連想してしまいました。通称DTMFダイヤラ―、俗称はピポパ発生器で、受話器にあてて電話をかけたりするモノです。
アナログ-デジタルの狭間の時代にこういった類のモノがたくさんありました。確か腕時計型のもありましたが、あれが思えばウェアラブルの走りだったんですね。
ともあれデジタルを使ってアナログを制御しようとした時代のツワモノ達です。最近では、形を変えてスマホでピポパを出すアプリもあるようです。
更に話が飛んで、そのDTMFはアマチュア無線の世界でも未だ健在で、先日購入したID-51PlusにもDTMFメモリーとその送出機能が搭載されてはいます。ピポパも発生できます。(DTMFモニター機能)
しかし、DTMFを使用するシーンはデジタル化に伴い限定的になりつつあり、私自身は数年前にヤドカリWiRESをしている頃にDTMFを波に乗せたのが最後だと思います。こんなこともしていました。(下は2007年頃の写真です)
これはWiRES-IIでのお話で、不勉強のため最新のWiRES-XではDTMFはどう位置づけられているのかは存じていません。
ともあれ、DTMFはアナログとデジタルの狭間の中で重宝されてきて、今でも固定電話にも健在です。アナログ回帰やアナログチックとか言われる昨今、DTMFが何故か気になってこんなことを記してみました。
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