お世話しているサイトのリニューアルをしていて・・・
おっと 「To Top」が無い。 ページの下部にあってクリックしたら最上部のアンカーへ飛ばすお決まりのリンクだ。 それを置き忘れていた。
これはまずい・・・で、速攻で追加をしました。
ところが、この機会に大手サイトの下の方を改めて見てみたら、「Top へ」がついていないサイトが結構多いことに気付いた。 むしろ、付けていない方が主流といった感さえもある。
ひと昔に比べたら、一ページの長さは短くする流儀になってきた。アウトライニングやナビゲーションを工夫によるもので、これは良いトレンドである。だから「Top へ」を敢えて置くのはイマドキのウェブマスターさんにはダサク感じるのかもしれない。
一方で、マウス、ましてやドラッグ/ホイールといった操作が苦手な方々がページをご覧になっていることを忘れてはならない。 「Top へ」が置いてあれば、上部のナビゲーション部が見える範囲へワンクリックで行ける機動性は大きい。 もし、Webページのトレンドとしてこの「Top へ」が無くなっていくのだったら間違いだ。 レイアウト的にさほど邪魔をするものでもないのだから、無くすといった退化はさせず維持をすべきパートである。
偉そうなことを言っているが、自分も「Top へ」を置き忘れていたし、更に、このブログにもついていなかったというオチまでついてしまった。
なので、この記事は自分への言い聞かせでもある。
アクセシビリティーには、こういった事を忘れずに、随時積み重ねて行くことが重要なのだと思う。
PS.)
そういえば、昔(1990年代?) 、 Webぺージには”テキスト版はこちら”、&というリンクを置いた時代があった。その時代からも進化していって今があるのだが、特定のコンテンツやユーザーには、あの頃のスタイルのほうが今風なのかも? と To Topについての一考」から思ったりもした。
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