ボタンを押したら、そのとおりにオーム返しする、名付けて「モールスオウム返し」プログラムをIchigoJamで作りましたのでご紹介します。
先ずは動画をどうぞ。
◆IchigoJamでオウム返し
このようにIchigoJam単体でも遊べます。
◆ミニマム版
最小構成のハードウェアでミニマム化し、ユニバーサル基板で配線してFRISKケースに納めました。また、電鍵用ジャックも付けてボタンと共に電鍵にも反応するようにしています。
◆プログラム
折角なので、普通に電源ONしたら押したら鳴るだけのモールス練習機になり、ボタンか電鍵を押しながら電源ONしたらオウム返しのプログラムが起動するようにしています。
なお、IchigoJamのバージョンは1.4.1を使用しています。PCからシリアル転送で書込みました。(二つ目動画の最後の写真をご参照)
・プログラムリスト#0
10 @ARUN:'MORSE OSC.
20 IF BTN() LRUN 1
30 BEEP 6,12:WAIT 12
40 IF !BTN() CONT ELSE BEEP 9,99
50 IF BTN() CONT ELSE BEEP 0
60 GOTO 40
40、50、60行はモースル練習機(音の発振器)の3行プログラムです。
10、20、30行で、電源ON 時にボタンがオンなら次の1番のプログラムを起動します。
これをSAVE0してプログラムを0番に保存します。
・プログラムリスト#1
続いて、オウム返しするプログラムです。
10 'MORSE PARROT
20 BEEP 6,4:WAIT 8:BEEP 6,12:WAIT 24
30 I=0:CLT
40 IF I AND TICK()>90 J=I:GOTO100
50 IF I>99 BEEP 6,12:WAIT 90:GOTO 100
60 IF !BTN() GOTO 40
70 [I]=TICK():CLT:I=I+1:BEEP 13,99:LED 1
80 IF BTN() CONT ELSE BEEP 0:LED0:[I]=TICK():CLT:I=I+1
90 GOTO 40
100 J=I
110 FOR I=1 TO J STEP 2
120 BEEP 9,99:LED 1:WAIT[I]
130 BEEP 0:LED 0:WAIT[I+1]
140 NEXT
150 GOTO 30
これをSAVE1で1番に保存します。
◆回路図
ミニマム版の回路図です。
なお、サウンド端子から抵抗内蔵トランジスタを介してスピーカを鳴らしていますが、スピーカーが超小型で3V電池駆動のせいか、それほど大きな音は鳴っていません。
◆実装写真(ミニマム版)
◆まとめ
ちょっとしたゲームや、ひとりモールス練習などに参考にしていただければ嬉しいです。いつものことですが真似をされる場合は自己責任でお願いしますね。
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