前回の記事の続篇です。
前回は、IchigoJamと簡単な接続(PWM信号直結)で動作させてしまい、アナログメーターには気の毒なことをしてしまいました。
この状態ではメーターが疲れてボケてきそうなので、きちんと平滑回路を入れてPWM信号を直流電圧に変換して、メーターを駆動するようにしましたのでご紹介します。
追記)----
動画を追加しました。先ずは動画をご覧ください。
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続いて、使用しているメーターの紹介です。
ご覧の通りですが、
購入したのは一年ほど前です。
メーターは無電流で針が右端に留まっていて(振り切れているようにも見えますが)逆振りタイプのメーターです。
メーターの特性を計りました。内部抵抗は約1.2kΩでした。
次に、平滑回路の設計を。IchigoJamのPWM周期は(特に指定しない場合は)20msで、T=CRで・・・いろいろ計算をしましたが・・・・・・
面倒な計算は止めて、結局、カットアンドトライでこういう回路定数にしました。
メーターの裏面です。
上側の黒いのは入力信号のピンソケット。
上記回路で、PWM,2,1700でフルスケールになりました。(←このメーターと上記回路の場合です。メーターの個体差によって変動します。)
PWM2,800の時の波形です。
CH1(黄色)がPWM2信号=OUT2、CH2(赤色)が平滑後のメーター端子間電圧です。
メーターの振れを試して見たプログラムです。
なお、PWM信号の周期を(20msではなく、固定でもなく)プログラムのを変えてメーターの振れを制御する方が良いかも知れません、
これでIchigoJamでSメーター駆動の基本回路ができました。
以前から考えてた事も含めていろいろと試して見たいと思います。
#IchigoJam
#IchigoHAM #自作室
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