頼まれモノの自作記事です。
人気の植物標本でつくる手作りインテリアのハーバリウム。
そんなハーバリウムを「自分好みのイルミネーションでライトアップしたい」 ということで、依頼者様より専用のLEDイルミネーション台の作成を頼まれたのは半年ほど前のこと。ちょうど
光るカセットを作ったりして興じていた頃でした。
そうこうしているうちに、雑貨店やホームセンターでハーバリウム用のLED照明付置き台を見かけるようになってきたので、てっきりお役御免かと思いきや先日督促をいただきまして。市販のものは今一つ光の効果に手作り感がないので・・・とかで。
というわけで、遅ればせながらIchigoJamを使ったプログラムで光の変化を自在あやつれるLEDイルミ台を自作をすることになりました。
ハーバリウムを上に置けてLED、電池、マイコンを内蔵に改造できそうなモノを100円ショップなどを回って探しましたがピタッとくるものは見つけられませんでした。結局、以前と同じくカセットケースをハーバリウムの置き台として利用にするのが一番良い との結論になり速攻で作成。こんな感じです。
前回作った「光るカセットケース」との違いは;
・LED(WS2812Bのチップ)は4つに減らし、瓶底の下になるよう中央部に寄せて配置。
・カセット風ユニバーサル基板は白色のを初使用。(前回は黄色でしたが白色の方が光をきれいに反射するかも?と。)
・IchigoJamには2cm角の0.65mm→2.54mmピッチ変換基板を使用。水晶振動子も省略した最小構成で。(今回がピッチ変換基板の初使用でした。)
カセットケースの内部に2本の単4電池も収まって、高さもそれほど高くもなく台としてもなかなかいい感じです。
今回もプログラムはIchigoJam開発者の
福野さんのブログのこちらの記事のをベースにモディファイをさせていただきました。
プログラミングは、パソコンからUSBシリアルを介してIchigoJamのシリアル(上の写真の左上部の3pinソケット=黒い部品=のTxD,RxD,GNDの3線)に接続し、パソコンのTera Termから行います。(Save0し、BTNをGNDに接続=写真の黄色いショートピン=して自動起動をさせています。)
-・・・-
依頼者様に「お気に入りのLEDイルミネーションのプログラムは、IchigoJamのBASIC言語を使って思う存分にこだわって作ってください。」と言いたいところですが、
「もうちょっとじわぁ~と光ると感じが・・・」
とか
「もうちょっとしっくりと落ちついた感じの色に・・・」
とか、とか
の日本言語の形容詞でミッションをいただく羽目になりまして・・・
プログラム検討用に、同じ回路をIchigoJam Tの拡張ユニバーサル基板でも作成しました。
手離れの悪い「頼まれモノ」を作ってしましましたが、実は依頼者様はXでございまして。hi!
なお、依頼者様の納得ができるものができたあかつきには、動画をアップするかもしれません。 hi!
#自作室 #IchigoJam
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