#IchigoHam
今日、大阪市中央公会堂で行われた第2回PCNサミットに伺いました。
(下記は、アマチュア無線家に向けた内容になっています。PCNやプログラム教育関係の方でこのブログに辿り着かれた方には、おそらく視点違いだと思いますが、ご了承願います。)
PCNとはPrograming Club Networkの略で、子供たちにプログラミングや電子工作の楽しみの機会を与えようといった主旨の団体です。
その教材に(このブログでよく取り上げている)「IchigoJam」マイコンが活用されていて、また、BASICが生まれた頃の懐かしいお話も伺えるということでしたので、PCNとはゆかりのない私ですが今日のサミットに参加(いや、潜入?)をさせていただきました。
PCNサミットは全国各地のPCNが集う大会です。まず、各地のPCNの活動報告が行われました。参加されているみなさんのミッションに向けた真剣さがひしひしと伝わってきました。
引き続いてゲストによる特別座談会。
TK-80、MZ-80系の懐かしいマイコン/パソコン聡明期のお話。中でも私には懐かしすぎるMZ-40Kの紹介があって感慨無量です。(もう、すっかり忘れていたのですが、私もMZ-40K「マイコン博士」が初めて使ったマイコンでした。)
特別座談会のゲストのお方のうち、お二方はJA1NZH局、JF3MXU局と予め知っていましたので、無線ネタも少しは出るのかな?とある程度は期待をしていたのですが、なんと、いきなり八重洲無線のFT-401のシャック写真が出るなど、アマチュア無線のイベントさながらの無線の話題があちこちに。参加されている多くの方々へはどうだったかはわかりませんが、私を含めた特定層にはすごく響いてくるお話が多々ありました。
そして、最後のJA1NZH大橋OMの総括にて、こんなお話も。
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「私がこういうものに興味を持ったのは子供の頃に身の回りに環境があったからです。最近は子供たちはよそのお家に行ったりとかできないですよね。私が子供の頃にアマチュア無線というものが外国と通信できると聞いて、アンテナのある家にトントンして行ったら、そこのお兄さんたちが海外交信を見せてくれた。そういう環境を今、PCNの皆さんがやっているのだと思います。
また、子供たちだけじゃなくて、シニア層にもプログラムを教えるてはどうでしょうか。シニア層の中には昔コンピュータをやりたくてもやっていない人がかなりいます。小さい子供たちとシニア層が一緒になってプログラムをやる、そういう発想も重要です。」
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御意にございます。そのとおりですね。アマチュア無線家の側からも考えないといけないこともたくさんあります。
というわけで、午前の2時間強の時間でしたが非常に濃い時間を頂戴し、中央公会堂を後にしました。
なお、午後の部は、子供たちの作品のコンテストでもりあがったようです。プログラムに加えて電子工作やメカトロ関係の作品もあったようです。
#IchigoJam
#IchigoHam
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