アルビン・トフラー氏が「情報革命」の到来を予言された「第三の波」を書かれたの1980年。当時、ベストセラーとなったその本を読んで、そんな未来が来るのだ!と、えらく影響を受けました。
1980年といえば、まだIBM PCやMacの登場前で、当時のコンピュータは空調された部屋にラックの形をしていて磁気テープが回っているイメージでした。日本語ワープロはあったものの、机まるごとの形をしていた頃です。パーソナル用の機器としては、趣味用のマイコンのMZ-80やPC-8000があり、手のひらに乗るポケコンが出始めた頃でした。
そんな頃から、数々のエポックを経て、現在のIT社会が来ました。良きにせよ、悪しきにせよ。で、あの時のアルビント フラー氏の予見通りなのか、何か行き過ぎてはないのかと気になって、ちょうど見つけた「第三の波」の古本を入手したのは3年前でした。しかし、一度も開くこともなく今日に至っていました。
そんな折に、
アルビント フラー氏の訃報に接しました。一昨昨日ご逝去されたそうです。心から ご冥福をお祈りいたします。そしてありがとうございました。
そして、いつかまた、この「第三の波」を読み返してみたいと思います。
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