パソコンでWindows Live Mailのメールを作文中に「勝手にメールが送信された!」というご経験はありませんか?
これまで幾度か経験しているのですが、先日またそういう状況に遭遇しました。お仕事のメールでしたので、冷や汗が出ました。
「勝手に」ではなくて
前回のように何らかの原因があったはずです。それを探るべくその時に何をしていかを思い出すと・・・
「勝手に送信」現象の直前は;
・複数の行のコピペをしました。
・その操作は
・対象の行をハイライトし、
・[Ctrl]+[C]でコピー、
・[Ctrl]+[V]で貼付、
とショートカットキーを用いていました。
貼り付けた後に下に行間を作るため、
・[Enter](改行)キーを押しました。
で、その瞬間に「勝手に送信」が・・・
キー操作は、[Ctrl]+[V]は左手、[Enter]は右手でキー操作でした。
解りました。
<原因>
左手の[Ctrl]のキーが離れる前に、[Enter]のキーを押したようです。
[Ctrl]+[Enter]を同時に押したら、「送信」コマンドのショートカットキーとして振る舞われて、その時点で送信がされてしまいます。
では、どうすれば再発が防げるのでしょうか?
<対策1>
宛先とCCのボックスを空にしておく。
誤っても送信エラーになるます。
前回にも触れていますが、返信や全員に返信の場合は、アドレスの再入力が必要となり実用的ではありません。
<対策2>
宛先かCCのボックスに特定の文字列(例えば”作成中”など必ずエラーになるもの)を入れておく。
送信したらアドレスエラーになるので誤送信は防げるようです。メール文完成後、送信前にその文字列(”作成中”など)を消したら送信ができます。
<対策3>
[Ctrl]+[Enter]や[Alt]+[S]が操作された時に、送信をせず邪魔をするように設定する。
常に起動している他のソフトで、Ctrl+EnterやCtrl+Sをショートカット(ホットキー)として登録しておくと、[Ctrl]+[Enter]や[Alt]+[S]での送信は無効になる場合があります。(代わりにそのソフトの機能が働きます)
私の場合、いつも使うスクリーンキャプチャソフトに[Alt]+[S]が登録できたので、誤送信防止の一助にはなります。ただし、そのキャプチャソフトが起動していないとだめですが。
なお、上記はWindows Live Mail 2012(Build 16)で確認しました。
【備忘録】【UD関係】【使いやすさについての愚考】
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