IchigoJamはBASIC言語で記述するが、扱う文字はアルファニューメリック(アルファベットと数字)である。
IchigoJamで初めてキー操作したとき、自然と不自然を同時に感じた。
それは、デフォルト(特に何もしないとき)は大文字、”Shift”キーと併せてキーを押して小文字になることだった。そして、漢字を入力しようもないので常に英数モードだし、変換操作も不要だ。フォントや半角・全角も気にしなくてよいので、非常に楽である。
そういえば、パソコンが世に出はじめた頃はそれが当たり前だったのでは。
翻って、いろいろとコンピュータが進化していった現在、誤ってに全角数字を入れて叱られ、或いは全角で入れないで叱られる。パスワードは大文字・小文字をきちんとしないとダメ。フォントや色も指定をしないと体裁が乱れてしまう。本質ではない所に気を使わなければならず、また、本質でないことろに気を使える人が重宝されている。
プログラムや数値や制御処理に、果たして漢字が必要なのか?カタカナでもことが足りるのではないか?
フォント(しかも等幅ではなくてプロポーショナルフォント)やケースセンシティブもどうなのか?
そして、日本語キーボードが本当に必要なのか?
IchigoJamに触れてみて、今は皆が慣れっ子になってしまっていることに、これって本質なのか?なんかおかしいのでは?という気付きが必要だと教えられた。
【IchigoJamが教えてくれたコト】
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